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2012年2月8日水曜日

SENTENCEDと言うバンド

今年は雪がやたら降りやがるので、最近個人的に再生数を伸ばしているバンドの話でもしようと思う。

SENTENCED

スカンジナビアはフィンランドに生まれ、デスメタルからそのキャリアをスタートさせた彼等。
持ち前のメロディーセンスに磨きを掛け、徐々にその音楽性をゴシックメタルのフィールドへと変容させ、絶望音楽の第一人者と言われるに至ったバンドである。

とにかく寒い日には彼等の音楽を聴きたくなる。
逆に夏にこのバンドを聞こうなどとは思わないし、
その音楽に寒々しさを感じるのは、北極圏をも有するフィンランドのバンドだから、と言われればそれまでなのだが…。

バンドは2005年のアルバム、その名も『The Funeral Album』を最後に解散。
「再結成も復活もない」と言う注意書き付きの解散であった。

解散LIVEを納めたBuried Aliveに収録された名曲『No One There』はバンドの一挙手一投足、一音一音が感傷的であり、その演出も含め史上最高のパフォーマンスと断言しても良い程である。

尚、解散後メンバーの多くは各自のバンドで活躍中であるが、メイン・ソングライターでもあったギタリストのミーカ・テンクラは、2009年2月18日に遺伝性心臓病によりこの世を去っている。

かつて「北の殺し屋」と呼ばれた男達は解散で自らの命を断ち、メイン・ソングライターの訃報によりその歴史を永久に終わらせる事となったのである。R,I.P.

KAZZ

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