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2011年2月18日金曜日

MYTHOLOGY

Volcanoが遂に復活する。
来る2月23日にアルバムMYTHOLOGYを発売するのだ。
実際には数年前から都内にてライブ活動をしていると言う話はネット上でも聞いていたし、友人づてにその様子なども聞く事が出来た訳だが、どうしてもオレのような地方住みの人間には実感し辛いものがあったのは確かだ。
そんな中だ、オレが新作のリリースの予定がある事を知ったのは。
昨年CRIMSON HORNETのリハーサルでスタジオに向かう道中でギタリストのSIN-ICHIが

「Volcanoのアルバムが出るらしいで」

と言った一言で、すぐさまHPを確認し今回こそ本当に新作がリリースされると知った。
そしてスタッフによるtwitterアカウントが出来たり。YouTubeで新作のPVのショートバージョンが公開される等して、その期待は日毎に増して行った。



我々CRIMSON HORNETはVolcano及び屍忌蛇氏の音楽性に多いに影響を受けているバンドだ。
SIN-ICHIとは知り合った時からVolcanoの話題で盛り上がっていたし(実は知り合う前にオレが観に行った大阪でのライブに彼も居たらしい)、バンドの方向性をメロディック且つアグレッシブなメタルそして英語詞で歌うとしたのも、Volcanoと言う先人が居なければ別の物になっていたかもしれない。
DrのSENSHUからは、つい最近聞いたのだが彼がLOST EDENに加入するより前に
「日本人でもここまで出来るのか」と思ったのがVolcanoの1stであったそうだ。

そのVolcanoの新譜『MYTHOLOGY』が公式HPの先行特典で本日オレの手元に届いた。



正式リリースもまだだし詳しく言及する事は控えるが、とにかくオレが、そして多くのファンが待っていたVolcanoの帰還である。
楽曲は2ndアルバムの様にバラエティに富んでおり、尚かつ歴史的名盤である1stアルバムの様に全体が邪悪な空気につつまれている。
そして、トレードマークである慟哭のメロディーは全ての曲で健在だ。
オレはオープニングのMythology ~ Phantom Societyの段階で泣きそうになってしまった事を告白しておく。

日本人であるからこそ生まれるメロディがあると思う。
日本人であるからこそ出来るメタルがあると思う。
このアルバムもまた多くの(世界中の)メタル・ファンに聴いて貰いたいと思う。
そして、おこがましい事だがオレは一言。
「おかえりなさい、Volcano。おかえりなさい、屍忌蛇」
そう言いたい。

Welcome back Volcano!
Please show us the hell again!

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